プチプチの選び方4つのポイント|形状・構造・粒・厚さの違いを解説
プチプチを購入する際、種類が多くてどれを選べばよいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
プチプチにはロールやシートなどの形状に加え、構造や粒の大きさ、フィルムの厚みにも違いがあります。
商品に合わないものを選ぶと十分に保護できなかったり、梱包の手間や資材費が余計にかかったりする場合があるため、注意が必要です。
本記事では、プチプチの選び方を4つのポイントに分けて解説します。
食器やアクセサリー、本、家電など、発送する商品別のおすすめも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
※「プチプチ」はプチプチ株式会社(旧社名:川上産業株式会社)の登録商標です。
選ぶ前に知っておきたいプチプチの基本

プチプチは正式名称を「気泡緩衝材」といい、ポリエチレン製のフィルムで空気の粒を包んだ構造の緩衝材です。
「エアーキャップ」「エアパッキン」などの名前で呼ばれることもあり、耳にしたことのある人は多いでしょう。
プチプチは粒の中に空気を多く含んでいるため、とても軽いうえにクッション性が高く、輸送中の衝撃から商品を守ってくれます。
素材のポリエチレンはやわらかく、形の異なる商品にもなじみやすいため、食器や小物、精密機器まで幅広い梱包に使うことが可能です。
また、フィルムが透明なため、包んだあとでも中身を確認しやすい点も特徴です。
ただし、プチプチには形状や構造、粒の大きさ、厚みの違いによって多くの種類があります。
包む商品に合わないものを選ぶと十分に保護できなかったり、余計にかさばったりするため、違いを知ったうえで選ぶことが大切です。
プチプチの選び方4つのポイント

プチプチを選ぶときは、形状・構造・粒の大きさ・厚さの4つのポイントを確認しましょう。
包む商品の大きさや重さ、梱包する量に合わせて選ぶことで、商品をしっかり守りながら梱包の手間や資材費も抑えられます。
形状|ロール・シート・袋・封筒から選ぶ
プチプチには、主にロール・シート・袋・封筒の4つの形状があり、梱包する商品や量に合わせて選びます。
| 形状 | 特徴 | 向いている用途 |
| ロール | 好きな長さにカットして使える | 大きな商品や、サイズの異なる商品の梱包 |
| シート | あらかじめ決まったサイズにカット済み | 同じサイズの商品をくり返し梱包する場合 |
| 袋 | 商品を入れて封をするだけで梱包できる | CDやDVD、小物の梱包 |
| 封筒 | 紙などの封筒の内側にプチプチが付いている | 小物をそのまま発送したい場合 |
ロールは大きな商品にも対応でき、必要な分だけ使えるため無駄が出にくい形状です。
一方、カットの手間を省きたい場合は、シートや袋が便利です。
封筒タイプのクッション封筒は、プチプチと封筒を別々に用意する必要がなく、商品を入れて封をすればすぐに発送できます。
紙製のほか、水や破れに強い防水タイプもあるため、配送中の雨が気になる場合は防水タイプを選びましょう。
構造|2層品(片面)と3層品(両面)を包むものの重さや形で選ぶ
プチプチの構造には、2層品(片面)と3層品(両面)の2種類があります。
2層品は、粒が片面に出ているもっとも一般的なタイプです。
しなやかで包みやすく、費用も抑えられるため、日用品や小物など幅広い商品の梱包に使えます。
メーカーのプチプチ株式会社によると、2層品には表裏がなく、どちらの面を内側にしても緩衝性能は変わらないとしています。
(出典:プチプチ株式会社「製品の選び方」)
3層品は、粒の上下をフィルムで覆い、両面を平らにしたタイプです。
粒が露出していないためつぶれにくく、丈夫で突き刺しにも強いため、重さのある商品や角ばった商品の梱包に向いています。
表面に凹凸がなく商品に引っかかりにくい点も特徴です。
軽い商品や形がやわらかい商品は2層品、重い商品や角のある商品は3層品を目安に選びましょう。
粒の大きさ|保護したい度合いで粒の大きさを使い分ける
プチプチの粒の大きさは、主に小粒・通常粒・大粒・特大粒の4種類です。
粒が大きいほど空気の層が厚くなり、大きな衝撃を受ける商品や重量物の梱包に向いています。
| 粒の大きさ | 銘柄 | 粒の直径・高さの目安 | 向いている用途 |
| 小粒 | #20 | 直径約7mm・高さ約2mm | 軽い商品の保護、傷やホコリよけ |
| 通常粒 | d35〜d42 | 直径約10mm・高さ約3mm | 小物や日用品、割れものの梱包 |
| 大粒 | d60 | 直径約20mm・高さ約7mm | 重い商品の保護 |
| 特大粒 | #78・#80 | 直径約32mm・高さ約9mm | 隙間埋めや底敷き |
梱包後の厚みを抑えたい場合は小粒、さまざまな商品に使いたい場合は通常粒が選択肢になる一方で、家具や家電など重量のある商品には、空気の層が厚い大粒タイプが向いています。
また、箱の中に大きな隙間ができる場合は、特大粒を使うことで、少ない量でも空間を埋めやすくなるでしょう。
ただし、粒が大きいほど梱包後のサイズも大きくなるため、商品の重さや発送方法に合わせて選ぶことが大切です。
厚み|用途に合わせてフィルムの厚みを選ぶ
プチプチは、同じ粒の大きさでもフィルムの厚みによって、適した用途が異なります。
通常粒の40系には「d35」「d37」などの銘柄があり、数字が大きいほど重量物の梱包に向いています。
| 銘柄 | 厚み | 向いている用途 |
| d35 | 薄手 | 軽い商品の梱包、資材費を抑えたい場合 |
| d36 | やや薄手 | 雑貨などの小物 |
| d37・d38 | 標準〜やや厚手 | 日用品や一般的な商品の発送 |
| d40 | 厚手 | 重量のある商品や機械部品 |
厚みを選ぶ際は、商品の重さと必要な保護性能のバランスを考えることが大切です。
軽い商品に厚手のプチプチを使うと必要以上に資材費がかかったり、梱包後のサイズが大きくなったりする場合があります。
反対に重量物を薄手のプチプチで包むと、十分に衝撃を吸収できないおそれがあります。
商品の重さや壊れやすさに合わせて、適切な厚みを選びましょう。
発送する商品別!プチプチの選び方

ここまで紹介したポイントをもとに、発送する商品別におすすめのプチプチをまとめましたので、参考にしてください。
| 発送する商品 | 粒の大きさ | 構造 | 銘柄 | 形状 |
| アクセサリー・布小物などの軽量物 | 小粒 | 2層品 | #20 | シート・封筒 |
| 本・CD・DVDなど平らなもの | 小粒〜通常粒 | 2層品 | #20・d36・d37 | シート・袋 |
| 食器・ガラスなどの割れもの | 通常粒〜大粒 | 2層品 | d37・d60 | シート・ロール |
| 家電・精密機器などの重いもの | 通常粒〜大粒 | 2層品・3層品 | d40・d40L・d60 | ロール |
※銘柄は選び方の一例です。
アクセサリーや本などの軽い商品は、必要以上に厚く包むと、梱包後のサイズが大きくなってしまいます。
そのため、商品を保護できる範囲で薄手のプチプチを使い、梱包後の厚みを抑えるのがポイントです。
一方、食器やガラスなどの割れもの、精密機器類は強度のあるタイプを選び、一つずつ包んだうえで、衝撃を受けやすい角や縁を重点的に保護する必要があります。
商品の重さや壊れやすさによって必要な保護性能は異なるため、それぞれの特徴に合ったプチプチを選びましょう。
プチプチの選び方に関するよくある質問Q & A

最後に、プチプチの選び方についてよくある質問に回答します。
くり返し使うならどのプチプチを選べばよい?
くり返し使う場合は、粒がつぶれにくく、耐久性に優れた3層品のプチプチがおすすめです。
3層品は粒の両面がフィルムで覆われているため、2層品に比べて粒がつぶれにくく、くり返し使用しても長持ちしやすい特徴があります。
ただし、使用を重ねるうちに粒がつぶれたり、フィルムが破れたりすることもあるため、再利用する前に状態を確認しましょう。
環境に配慮したプチプチを選ぶには?
環境への負荷を抑えたい場合は、再生原料や植物由来の原料を使用したプチプチを選ぶのがおすすめです。
たとえば、使用済みのプチプチを再利用した「ループプチ」や、サトウキビ由来の原料を使用した「バイオプチ」があります。
また、必要以上に厚いものや大きなものを選ばず、使用量を抑えることも大切です。
使用後は再利用できるか確認し、処分する場合は自治体の分別ルールに従いましょう。
プチプチの選び方は4つの違いを押さえて、商品に合う梱包を

プチプチは、形状・構造・粒の大きさ・フィルムの厚みによって、適した用途が異なります。
軽い商品には薄手のタイプ、割れものや重量物には強度のあるタイプなど、発送する商品に合わせて選ぶことが大切です。
適切なプチプチを選ぶことで、配送中の破損リスクを抑えながら、梱包の手間や資材費の削減にもつながります。
コンポスでは、ロールやシート、袋タイプなど、さまざまな種類のプチプチを取り扱っています。
商品に合った梱包資材をお探しの方は、ぜひコンポスをご活用ください。


用途に合わせて選べるプチプチロール












