ダンボールの強度を上げる方法6選|トラブルを防ぐ補強・梱包のコツを解説
ダンボールの強度を上げる方法をお探しの方のなかには、「荷物を発送したら底が抜けてしまった」「配送中に箱がつぶれて中身が破損した」などの経験がある方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ダンボールの強度を上げる方法を6つ紹介します。
テープの貼り方や緩衝材の活用、湿気対策など、今日からすぐに実践できますので、ぜひ参考にしてください。
ダンボールの強度を上げるには適切な補強と梱包方法が大事

ダンボールの強度を上げるには、補強と梱包方法がポイントです。
素材の品質だけでダンボールの強度は決まるものではありません。
重量が一部分に集中したり、適切な保管方法を取らなかったりすれば、どれだけ厚みのある丈夫なダンボールを用意しても、配送中に底抜けや変形が発生するリスクが高まります。
組み立て方やテープの貼り方、内容物の詰め方などのポイントを押さえ、ダンボール本来の強度を最大限に活かしましょう。
ダンボールの強度を上げることで防げる配送トラブル

実際にダンボールの強度を上げることで、防げるトラブルは以下のとおりです。
| トラブル | 主な原因 | 発生するリスク |
| 底抜け | テープの貼り方が不十分 重量が底面に集中 |
内容物の落下や紛失 |
| 箱つぶれ | 積み重ねによる圧力 輸送中の衝撃 |
内容物が圧迫されて破損 |
ダンボールの強度不足により、底抜けや箱つぶれなどの配送トラブルが発生しやすくなります。
これらのトラブルが起きると内容物の破損・紛失だけでなく、返品・交換対応やクレームにつながることもあり、さらなるコストや信頼の損失が生じてしまいます。
荷物を安全に届けるためにも、適切な補強や梱包によってダンボールの強度を高めることが大切です。
【実践】ダンボールの強度を上げる方法6選

ここからはダンボールの強度を上げる方法について、6つ解説していきます。
組み立て時に隙間・歪みを作らない
ダンボールの強度を上げるには、組み立て時に隙間や歪みが生じないようにすることが大切です。
隙間や歪みがある状態では、荷物の運搬中に箱へ大きな荷重がかかった際に形が崩れ、破れや剥がれが生じるおそれがあります。
ダンボール本来の強度を発揮するには、底フタの短辺を先に折り、上から長辺を重ねて閉じるのが基本です。
短い辺と長い辺を互い違いに重ねて閉じてしまうと、隙間・歪みが生じてしまい、圧力がかかりやすい中心部分の耐久性が下がるため注意が必要です。
荷物を安全に運ぶためにも、正しい手順で組み立て、ダンボール本来の強度を最大限に活かしましょう。
テープの貼り方で補強する
ダンボールの強度を高めるには、テープの貼り方を工夫することも重要です。
重量のある荷物を発送するときにテープの貼り方が不十分だと底抜けの原因になるため、両端までしっかりテープを貼って補強しましょう。
より強度を高めたい場合は「H貼り」が効果的です。
底面の中央の継ぎ目に沿ってテープを1本貼り、さらに両端にも1本ずつ貼ることで荷重が分散され、底抜けを防ぎやすくなります。
書籍や飲料など、重量のある荷物を梱包する際に活用しましょう。
ガムテープをダンボールに貼る方法は、以下の記事でさらに詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
ダンボールへのガムテープの貼り方を解説|用途別の正しい貼り方とテープの選び方
ダンボール内に余分な空間を作らない
梱包の際はできるだけ内容物のサイズに合ったダンボールを選び、余分な空間を作らないよう気をつけることで、強度を上げられます。
隙間があると輸送中に内容物が箱の内壁にぶつかり、破損のリスクが高まります。
やむを得ず空間が生じる場合は、緩衝材を詰めて内容物を固定しましょう。
代表的な緩衝材には低コストで緩衝性の高い気泡緩衝材や、環境にやさしい紙製の緩衝材、中に空気を入れたエアークッションなどがあります。
内容物の種類や重さ・コストなどを考慮しながら使い分けるのがポイントです。
以下の記事では緩衝材の種類や選び方について解説していますので、ぜひご覧ください。
紙製の緩衝材を検討中の方へ|紙製の緩衝材の種類とメリットを解説
緩衝材の選び方・種類やメリット・デメリットを梱包資材のプロが解説!|緩衝材・梱包材の専門店【コンポス】のコラム
重量物は複数の箱に分ける
重量のある荷物を発送する場合は、ひとつのダンボールに詰めずに複数の箱に分ける対策が有効です。
ダンボールには耐荷重の限界があり、重量が集中すると底抜けや箱つぶれが発生しやすくなります。
とくに書籍や飲料、工具などの重量物は、1箱あたりの重量が大きくなりやすいため注意が必要です。
荷物を複数の箱に分けることでダンボールにかかる負荷を和らげて強度を維持しやすくなるだけでなく、持ち運びも容易になるため、梱包作業や荷役作業の負担軽減にもつながります。
重量物を発送する際は、ダンボールの強度だけに頼るのではなく、荷物を適切な重量に分散させることも意識しましょう。
ダンボールの底に紙を敷く
ダンボールの底に紙を敷くことで、底面の強度を手軽に高めることができます。
紙を敷くとテープに直接荷物が触れなくなり、剥がれにくくなることから強度向上を見込めます。
底に敷く素材は厚みがあるほうが強度が上がるため、板ダンボールや厚紙などを利用しましょう。
手元に板ダンボールや厚紙がない場合は、古い雑誌や新聞紙を重ねて敷くだけでもコストをかけずに補強できます。
湿気対策をする
ダンボールの強度を維持するには、湿気対策も欠かせません。
紙素材でできているダンボールは湿気を吸収しやすく、繊維内部に水分が入り込むことで強度が大きく低下します。
湿度90%以上の状態が数日続くと、強度は本来の半分程度まで低下し、荷重に耐えられずつぶれてしまうこともあるため適切な管理が必要です。
以下のような湿気対策をおこないながら、品質の劣化を防ぎましょう。
・湿度計を設置して60%以下で湿度管理をする
・防湿シートやビニールカバーを利用する
・保管場所を高い位置にする
・閉鎖空間では除湿剤を活用する
・短期間で使い切る
また、以下の記事では梱包時にできる水濡れ対策を紹介していますので、ぜひご覧ください。
強度を上げるにはダンボールの選び方もポイント

補強・梱包方法と合わせて、ダンボール自体の選び方も強度に大きく影響するため把握しておきましょう。
ダンボールの強度は主に「フルート(中芯の波型)の種類」と「ライナー(表裏の紙)の材質」によって決まります。
フルートのなかでもAフルートは衝撃吸収性と圧縮強さに優れ、重い荷物の梱包に適しています。
さらに強度が必要な場合は、Aフルートの約1.5倍の強度がある2層構造のWフルートを選択すると良いでしょう。
ライナーの材質は、木材を原料とした新しいパルプ(バージンパルプ)を多く含むKライナーが、高強度のためおすすめです。
また、一度使用したダンボールは湿気や圧力の影響によって強度が低下している場合があるため、強度を重視する場合は、新品を使用すると安心です。
荷物の重量や用途に合ったダンボールを選ぶことで、補強・梱包の効果がより高まり、配送中のトラブルを防ぎやすくなります。
ダンボールの強度対策に役立つ梱包資材ならコンポス

本記事ではダンボールの強度を上げる方法について解説しました。
強度を高めるためには補強や梱包方法の工夫、用途に合ったダンボールを選ぶことが重要です。
梱包資材の専門店コンポスでは、ダンボールの強度を上げるために役立つ資材を幅広く取り揃えています。
宅配用ダンボールをはじめ、気泡緩衝材・エアークッション・クラフト紙など、補強・梱包に役立つ資材をまとめて購入できます。
用途や予算に合わせて選べる豊富なラインナップを取り揃えていますので、底抜けや箱つぶれを防ぎたい方は、ぜひコンポスをご活用ください。


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