梱包材は再利用できる?種類別の活用方法と新しい梱包材に替えるタイミングを解説
通販やフリマアプリの利用が増えるなか、届いた荷物の梱包材を再利用できないかと感じている方もいるでしょう。
実際に梱包材は丈夫なものも多く、汚れや破損がなく状態がよければ再利用が可能です。
本記事では、主要な梱包材を種類別に再利用する方法から、再利用時に確認すべき注意点やポイントまで詳しく解説します。
梱包材は状態がよければ再利用できます

一度使用した梱包材でも汚れや破損、著しい劣化などがなく、荷物を保護できる状態であれば再利用できます。
たとえばダンボールや気泡緩衝材、紙製緩衝材などは、状態を確認したうえで再び梱包に活用することが可能です。
実際に主要な宅配業者では、自宅にあるダンボールなどを配送に使用できるほか、サービスによっては紙袋などダンボール以外の資材も外装材として利用できます。
ただし、以前使用した際の送り状やラベルなどが残っている場合は、再利用前に剥がすか、読み取れないように処理しておきましょう。
また、配送サービスによって梱包材のルールは異なります。
ヤマト運輸の「宅急便コンパクト」を例にすると、未使用の専用BOXを使用する必要があり、一度使用した専用BOXは再利用できません。
梱包材を再利用するときは、利用する配送サービスのルールも事前に確認する必要があります。
再利用できる主な梱包材

再利用しやすい梱包材には、主に「気泡緩衝材」「ダンボール」「紙製緩衝材」があります。
いずれも荷物を保護したり、箱の中の隙間を埋めたりするために使われる資材で、状態に問題がなければそれぞれの特性に合わせて再び梱包に活用できます。
ここからは、種類ごとの再利用方法を詳しく見ていきましょう。
ダンボール
ダンボールは、状態がよければ荷物を発送する際の外装材として再利用でき、新たに箱を用意する手間や費用を抑えられます。
サイズが荷物に合っていれば、そのまま発送用として使用できるほか、大きめのダンボールは収納箱や整理箱として活用することも可能です。
また、ダンボールを小さく切り分ければ、箱の中で商品同士がぶつからないようにする仕切りや、底面を補強する当て板としても活用できます。
不要になったダンボールもすぐに捨てず、サイズや状態に応じて用途を変えることで、さまざまな形で再利用できます。
気泡緩衝材
気泡緩衝材は、空気を閉じ込めた気泡が並ぶ構造で、荷物を衝撃から守るために使われる梱包材です。
川上産業の「プチプチ」をはじめ、エアーキャップなどが割れ物や小物、家電といった幅広い商品の保護に利用されています。
一度使用した気泡緩衝材でも、汚れや破れがなく、空気の入った粒が大きくつぶれていなければ再利用できます。
商品を包むほか、ダンボール内の隙間を埋めて荷物の動きを抑える用途にも活用できるでしょう。
また、気泡緩衝材は梱包以外にも活用可能です。
たとえば、窓に貼って寒さや結露の対策にしたり、保冷バッグの内側に敷いたり、重ねてクッション代わりにしたりする方法があります。
ただし、気泡が大きくつぶれているものや、破れ・汚れが目立つものは、荷物を十分に保護できない可能性があります。
再利用する際は状態を確認し、用途に合わせて使い分けましょう。
紙製緩衝材
紙製緩衝材も、破れや汚れがなければ再利用できます。
クラフト紙のようなシート状の紙製緩衝材は、丸めたり、くしゃくしゃにしたりして、ダンボールと商品の隙間を埋める用途に再び活用できます。
また、商品を包んで傷を防ぐ包装材として使用することも可能です。
細く裁断された紙製緩衝材は、状態がよければギフトボックスの底敷きや、商品を固定するクッション材として再利用できます。
紙製緩衝材にはさまざまな形状があるため、形状や用途に合わせて使い分けるとよいでしょう。
梱包材を再利用するときの3つの注意点

梱包材を再利用するときは衛生面や強度、個人情報の残り方まで確認することが大切です。
とくに、以下の3点に注意しましょう。
・汚れやにおいがないか
・破損や劣化がないか
・個人情報が残っていないか
それぞれ詳しく解説します。
汚れやにおいがないか確認する
梱包材を再利用する前に、汚れやにおいが付着していないか確認しましょう。
とくに、食品や香りの強い商品の梱包に使われていた資材は、においや油分などが残っている場合があります。
そのまま再利用すると、梱包する商品に汚れやにおいが移り、受け取った相手に不快な印象を与えます。
また、見た目がきれいでも、カビ臭やタバコ、ペットなどのにおいが残っていることもあります。
汚れやにおいが残っている梱包材は無理に再利用せず、新しい資材を使うようにしましょう。
破損や劣化がないか確認する
梱包材を再利用するときは、破損や劣化がないか確認しましょう。
ダンボールは一度の配送でも角のつぶれや折れ目ができてしまうことが多く、強度の低下につながります。
また、気泡緩衝材も気泡がつぶれていると、荷物を保護する力が十分に発揮できません。
劣化した梱包材をそのまま使うと、輸送中の衝撃から商品を守れず、破損につながるおそれがあります。
再利用前には全体の状態を確認し、強度や緩衝性に不安がある場合は、新しい梱包材に交換しましょう。
個人情報が残っていないか確認する
ダンボールや紙袋などを再利用するときは、以前の送り状やラベルに個人情報が残っていないか確認しましょう。
送り状には氏名や住所、電話番号などの情報が記載されているため、そのまま再利用すると発送先の相手や第三者に以前の個人情報を見られてしまうおそれがあります。
送り状やラベルはできるだけ剥がし、難しい場合は記載内容が読み取れないようにペンで塗りつぶすといった処理をしてから使用しましょう。
また、表面だけでなく、側面や底面にもラベルやシールが残っていないか確認することが大切です。
再利用の梱包材でも好印象を与える工夫|メッセージ例文

再利用の梱包材を使う際は、一言メッセージを添えるだけで相手の受け取り方が大きく変わります。
| 印象 | 例文 |
| シンプル・簡潔 | 梱包にはリサイクル資材を使用します。 |
| 丁寧・誠実 | 梱包には、清潔なリサイクル資材を再利用させていただく場合がございます。何卒ご了承ください。 |
| お得感 | 配送コストを抑えるために、再利用の梱包材を使わせていただいております。 新しい梱包材をご希望の場合は事前にご連絡ください(+〇円で対応いたします)。 |
フリマアプリを使う場合は事前に商品説明欄やプロフィールに記載しておけば、購入前に了承を得られるため安心感につながります。
相手や商品の雰囲気に合わせて、印象別に使い分けるのがおすすめです。
再利用できない梱包材はリサイクルや適切な方法で処分しよう

汚れや破損がひどく再利用できない梱包材は、素材に合わせて正しく処分することが大切です。
ダンボールは多くの自治体で古紙・ダンボール資源として回収されています。
一方、気泡緩衝材はプラスチック製のため「資源プラスチック」として回収する自治体もあれば、可燃ごみとして扱う自治体もあり、対応が分かれます。
紙製緩衝材も、汚れがなければ古紙として資源回収できる場合がありますが、汚れや異物が付着していると可燃ごみ扱いになることが一般的です。
いずれの場合も、お住まいの自治体のごみ分別ルールを事前に確認してから処分しましょう。
梱包材の種類ごとの分別方法をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
梱包材が何ごみか迷ったときの一覧表!種類別正しい分別方法とポイント
再利用が難しいときは新しい梱包材を選ぼう

梱包材は、汚れや破損がなく清潔な状態であれば再利用が可能です。
においや劣化、個人情報の残存がないかを確認し、購入者や取引相手には一言メッセージを添えることで、より良い印象を与えられます。
一方で、汚れや破損がひどい場合は無理に再利用せず、リサイクルなど適切な方法で処分し、新しい梱包材を選びましょう。
コンポスでは、用途に合わせた梱包材を豊富に取り扱っています。
状態を見極めながら、必要に応じて新しい資材も上手に取り入れてみてください。


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