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クロネコのメール便が廃止?廃止になったメール便と新たなメール便の違いを解説!

「クロネコのメール便が廃止になった」というニュースをご存知でしょうか。

 

ヤマト運輸が提供していたサービス「クロネコDM便」と「ネコポス」が廃止され、新たなサービスへと移行していくことが2023年6月に発表されました。これまで利用していた方にとっては、変わりとなるサービスがあるのか気になりますよね。

 

そこで今回は、「クロネコDM便」が廃止になった背景や、代替サービスの「クロネコゆうメール」について解説します。他社のメール便もご紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

「クロネコDM便」と「ネコポス」が廃止

廃止の背景

ヤマト運輸が提供していたメール便サービス「クロネコDM便」。カタログやパンフレットなどを発送するのに便利なサービスでしたが、2024年1月31日で廃止となっています。

 

廃止の背景として挙げられているのが、「2024年問題」です。国が主導する働き方改革によって労働時間が見直されるため、ドライバーの1人あたりの走行距離も短くなることが予想されています。したがって従来よりも物流が滞ったり、ドライバーの数が少なくなったりすることが懸念されているのです。

 

上記の問題に対応するため、ヤマト運輸は「持続可能な物流サービス」を推進。日本郵便と提携することで、新たなサービスを始めました。

ネコポスも新たなサービスへ移行

併せて小型の荷物を配送する「ネコポス」も、2023年10月から順次取り扱いを終了し、新たに「クロネコゆうパケット」へと移行しています(2024年2月現在)。

参照:ヤマト運輸「クロネコゆうパケット販売エリア」

 

2024年末には完全に「ネコポス」も廃止されるようなので、新サービスの内容や、自社での取り扱いスケジュールをチェックしておきましょう。

参照:ヤマト運輸「クロネコゆうパケット」 

新たに「クロネコゆうメール」がスタート

「クロネコDM便」が廃止された替わりに2024年2月からスタートしたのが、「クロネコゆうメール」です。

 

「クロネコゆうメール」は、ヤマト運輸が荷物を集荷したうえで日本郵便へ差し出します。そして日本郵便が配送網に従って送り主へと配送する仕組みです。

 

サービスの趣旨は変わらず、ヤマト運輸と法人契約をした企業のみが利用でき、従来通りカタログやパンフレットなどが配送可能です。サービス内容の違いについては、次で解説します。

「クロネコDM便」と「クロネコゆうメール」の違い

(新)クロネコゆうメール (旧)クロネコDM便
利用できる人 ヤマト運輸と契約した法人もしくは個人事業主 ヤマト運輸と契約した法人もしくは個人事業主
発送方法 ドライバーの集荷もしくは営業所への持ち込み ドライバーの集荷もしくは営業所への持ち込み
取り扱いサイズ 長辺:14~34cm以内
短辺:9~25cm以内
重さ:1㎏以内
厚み:2㎝以内
長辺:23~34cm以内
短辺:11.5cm以上
(3辺合計60cm以内)
重さ:1㎏以内
厚み:2㎝以内
送料 契約ごとに出荷量に応じて設定 契約ごとに出荷量に応じて設定
サイズ区分 2区分(~1㎝・~2㎝) なし
配達会社 日本郵便 ヤマト運輸
お届け目安 発送から3日目以降 発送から2日目以降
配送日 平日のみ 365日
追跡サービス なし あり
発送できる荷物 冊子やチラシなどの印刷物もしくは電磁的記録媒体 カタログやチラシ、パンフレットのみ
外装 指定あり 指定なし

参考:ヤマト運輸「「クロネコDM便」取り扱い終了と「クロネコゆうメール」発売に伴う出荷についてのご案内」

サイズ

まず変更のあった点として、サイズが挙げられます。「クロネコDM便」では、3辺の合計が60cm以内の荷物(ただし縦11.5cm×横23cm以上)を受け付けていましたが、「クロネコゆうメール」では各辺の長さに規定があります。

 

長辺:14~34cm以内、短辺:9~25cm以内

 

重さは変わらず1㎏以内、厚みも従来通り2㎝以内です。ただし厚さ1㎝の場合と2㎝の場合では料金に差が出るようになった点にご注意ください。なお料金は荷物の総量に応じて契約者ごとに異なるため、厚みによる料金の差も確認しておくと良いでしょう。

配送日

また配送にかかる日数も変更があります。従来の「クロネコDM便」では、集荷から受取人へ届く目安は2日でした。一方、「クロネコゆうメール」の配送を行うのは日本郵便です。よって荷物の集荷から配送まで、3日~1週間が目安とされています。

 

加えて「クロネコDM便」は土日祝日も配送されていましたが、「クロネコゆうメール」は日本郵便の「ゆうメール」配送日に準ずるため、土日祝日や年始(1月2日)は配送されない点も覚えておきましょう。

配送できる荷物

次に配送できる荷物についても、変更があります。「クロネコDM便」と同様、カタログやパンフレットなどが送れる点は同じですが、追加でCDやDVDといった電磁的記録媒体や、金具で閉じたカレンダーなども発送できるようになりました

 

加えて付録や注文用の払込書用紙、サンプルや見本なども同封できます。ただし内容物には細かな条件や審査があるため、事前に担当セールスドライバーや営業担当に確認しておくと安心です。

なお「クロネコDM便」同様、請求書などの信書や、印刷を利用していない手紙といった物は同封できませんので、ご注意ください。

差出名義人

そして差出名義人にも変更がある点も覚えておきましょう。「クロネコゆうメール」では、ヤマト運輸が集荷したうえで日本郵便に差し出すため、差出名義人は「ヤマト運輸」となります。したがって郵便局から「クロネコゆうメール」を送ることはできません。

 

また受取人が何らかの理由で受け取りができなかった場合は、一度ヤマト運輸の営業所などに戻ってきたうえで、送り主へと返送されます。

外装の指定

さらに「クロネコゆうメール」では、外装の指定がある点にご注意ください。規定のサイズであれば封筒や箱の指定はありませんが、内容物がはっきりとわかるようになっていなければなりません

 

よって発送前や発送時に、宛名のないチェック用のサンプルを提出する必要があります。サンプルの提出が難しい場合は、以下のように外装を工夫しなければなりません。

 

・封筒または袋の納入口など、一部を開いておく

・内容物が透視できるよう、一部無色透明な外装を使用する

 

「クロネコゆうメール」には専用の資材の販売はされていないため、梱包資材専門店などで基準に沿った外装を選ぶことをおすすめします。

追跡サービス

そして変更のあった点として、追跡サービスの有無も挙げられます。「クロネコDM便」は追跡サービスがありましたが、「クロネコゆうメール」では追跡サービスがありません。したがって、荷物が現在どこにあるのかを確認することができない点にご注意ください。

どうしても追跡サービスを利用したい場合は、他のメール便の利用も検討してください。

「クロネコゆうメール」以外のメール便

「クロネコDM便」に代わる「クロネコゆうメール」。従来通りの利用ができる一方、細かな変更もあるため、使いにくいと感じる人もいるのではないでしょうか。そういった方は、「クロネコゆうメール」以外のメール便の利用も検討してください。以下におおまかなサービス内容をまとめました。

サービス名 宅配会社 サービス内容
ゆうメール 日本郵便 誰でも利用可能。ポストに投函可。料金は重さ(1㎏以内)ごとに変動。内容物が確認できるようにする必要あり。
クリックポスト 日本郵便 Yahoo!JAPAN IDもしくはAmazonアカウントが必要。料金は全国一律。ポストに投函可能。
飛脚メール便 佐川急便 法人から法人への配送のみ利用可能、追跡サービス有り。
飛脚ゆうメール便 佐川急便 法人から個人への配送のみ利用可能。料金は重さ(3㎏以内)ごとに変動。

佐川急便が集荷し、日本郵便が配送する。

詳しくは以下の記事でも解説していますので、併せてご覧ください。

参照:コンポス「メール便とは?佐川やヤマトでも使える?日数・料金・メリット・デメリットを徹底比較」

ポイントを押さえて「クロネコゆうメール」を上手に活用しよう!

「2024年問題」を背景に、新たなサービスへと変化した「クロネコゆうメール」。変更点を十分に理解すれば、従来通り活用できます。送り主や内容物に合わせて、他のメール便とも比較検討しながら、ダイレクトメールを使って自社のアピールをしていきましょう。

監修者紹介

日本最大級の梱包資材通販サイト、梱包材の専門店【コンポス】の代表。
長年、梱包資材業界に携わり、多種多様なお客様のご質問やお悩み、ニーズにお応えしてきました。
梱包資材に関するご質問やお悩みは何でもお気軽にご連絡ください。

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