送り状をもらえるコンビニを紹介!対応する荷物や発送方法まで解説

「送り状が欲しいんだけど、コンビニに置いてる?」
「送り状をコンビニでもらう場合って、どんな運送会社があるの?」
コンビニは24時間いつでも開いており、その利用しやすさから送り状を入手できたらと、お考えの方は多いでしょう。
そこで本記事では、送り状をもらえるコンビニを紹介するとともに、対応する荷物や発送方法まで解説します。
「近くに営業所や郵便局がない」「手軽に送り状を用意したい」という方はぜひご覧ください。
目次
送り状がもらえるコンビニを運送会社ごとに紹介
ここからは、送り状がもらえるコンビニを運送会社ごとに紹介していきます。
佐川急便についてはコンビニと提携していないことから、営業所や取扱店などから入手しなければなりません。
ここではヤマト運輸と郵便局の送り状について、どこのコンビニでもらえるのか対応する荷物の種類まで、お伝えしていきます。
ヤマト運輸
ヤマト運輸の送り状がもらえるコンビニは、5つです。
・セブン-イレブン
・ファミリーマート
・デイリーヤマザキ
・ポプラ
・NewDays
コンビニにもよりますが、取り扱いのある送り状は3種類となっているので、用途に合わせて選択しましょう。
サービス | 概要 | 料金(税込) |
宅急便 (発払い・着払い・複数口) |
60サイズ~200サイズの荷物を送れる | 940円~ |
宅急便コンパクト (発払い) |
60サイズよりも小さな荷物を 手軽かつお得に送れる |
650円~ +専用BOX70円 |
往復宅急便 | スーツケースのような手荷物を 宿泊施設へ自宅と往復で送れる |
1,680円~ |
郵便局
郵便局の送り状が入手できるコンビニは、4つです。
・ローソン
・ローソンストア100
・ミニストップ
・セイコーマート
3種類のサービスについて送り状の取り扱いがありますが、ローソン以外はゆうパックのみです。
サービス | 概要 | 料金(税込) |
ゆうパック | 60サイズ~170サイズの荷物を送れる | 820円~ |
ゆうパケット | 60サイズよりも小さな荷物を 手軽かつお得に送れる |
250円~ |
ゆうパケットプラス | ゆうパケットより4cm厚く、1kg重いものまで送れる | 400円前後。 利用するアプリやサイトによる。 +専用箱65円 |
またゆうパケットとゆうパケットプラスについては、紙の送り状の用意はされていません。
ローソンに設置されているLoppiもしくはスマリボックスを利用して、自身で操作しながら印刷する必要があります。
詳しい印刷方法はローソン公式サイトで紹介されているため、以下を参考にしましょう。
コンビニで送り状をもらって発送するときの基本の流れ
ここからはコンビニで紙の送り状をもらって発送する場合の、基本の流れについて解説します。
・荷物を事前に梱包する
・コンビニで送り状をもらい記入する
・重さやサイズを測ってもらう
・送り状の控えを受け取る
順番に解説します。
荷物を事前に梱包する
コンビニへ荷物を持っていく前に、梱包してください。
荷物の梱包はコンビニでおこなってもらえないため、自身ですませておく必要があります。
また宅急便コンパクトやゆうパケットプラスなど、専用資材はコンビニで販売している場合がある一方で、段ボールや緩衝材といった梱包材については取り扱いのないケースがほとんどです。
事前に自宅で梱包しておいたほうが、コンビニで慌てることもないでしょう。
梱包のポイントとしてはそのまま荷物を段ボールに詰めるのではなく、緩衝材やOPP袋などを用いて、破損・水濡れ対策をすることが大切です。
以下の記事では梱包のコツや緩衝材の選び方などを詳しく解説していますので、参考にしてください。
商品梱包のコツ|ネットショップ担当者がお客様の満足度を上げる商品梱包・梱包材の選び方
コンビニで送り状をもらい記入する
荷物の梱包を終えたらコンビニへ行き、伝票をもらって記入しましょう。
店員の方に声をかけると送り状を無料でもらえるので、発払いもしくは着払いを指定して、受け取ってください。
送り状の種類 | 概要 |
発払い | 送り主が料金を支払う |
着払い | 受取人が料金を支払う |
送り状はヤマト運輸と郵便局で異なりますが、主な記入項目は以下のとおりです。
・お届け先と依頼主の郵便番号・住所・氏名・電話番号 ・お届け希望日 ・お届け希望時間帯 ・品名 |
漏れのないよう、送り状にある必要項目すべてに記入しましょう。
重さやサイズを測ってもらう
送り状へ必要項目を記入できたら、レジへ荷物とともに持参し、重さやサイズを測ってもらいます。
重さやサイズに応じて料金が決まるため、元払いの場合はその場で提示された金額を支払いましょう。
着払いの場合は受取主が料金を支払うため、そのまま荷物を預けてください。
送り状の控えを受け取る
最後に送り状の控えを受け取れば、コンビニにおける荷物の発送手続きの完了です。
送り状の控えは荷物の追跡に利用でき、万が一の事態に備えるためにも届くまで必ず保管しておきましょう。
送り状が必要になるタイミング |
・荷物の配送状況を知りたい ・荷物が紛失・破損した ・受取人へ荷物の配送状況を伝えたい ・荷物の受取予定日を変更したい |
送り状はデジタルで用意してからコンビニ発送もできる
送り状はコンビニでもらうことができますが、事前にデジタルで用意してから発送することもできます。
デジタルならいつでも作成できるだけでなく、送り状の情報を登録しておけるメリットもあるので知っておきましょう。
ここではヤマト運輸と郵便局、各社が提供するコンビニから発送できる送り状作成サービスについて、紹介していきます。
ヤマト運輸
ヤマト運輸では、送り状をデジタルで作成できるサービスが2種類あります。
・宅急便をスマホで送る
・自宅で送り状発行
順番に見ていきましょう。
宅急便をスマホで送る
「宅急便をスマホで送る」は、送り状の情報をスマートフォンに入力するだけで荷物を発送できるサービスです。
利用方法は簡単で、ヤマト運輸公式サイト「宅急便をスマホで送る」へアクセスしたら2次元コードを読み取り、以下の内容を入力していきます。
・荷物情報
・お届け先
・支払い方法(オンライン決済または店頭)
・匿名配送の有無(LINEを活用して手続きする場合のみ)
すべての入力を終えると2次元コードが提示できるようになるので、コンビニへ荷物とともに持ち込み、店員の方へ見せるだけです。
難しい作業はなく、どこででも手続きを進められるため、非常に便利な方法といえるでしょう。
自宅で送り状発行
「自宅で送り状発行」はパソコンやスマートフォンを利用して、送り状を作成・印刷するサービスです。
利用するにはヤマト運輸の提供する、無料の会員サービス「クロネコメンバーズ」への登録が必要となるので、事前に登録をすませましょう。
利用手順は以下のとおりで、画面に沿って進めば難しい操作はありません。
1.送り状発行システムC2を選択する
2.クロネコメンバーズへログインする
3.発払いもしくは着払いを選択する
4.利用するサービスを選択する
5.送り状情報を入力し、「登録」ボタンを押す
6.印刷してコンビニへ持ち込む
印刷する必要はありますが、「自宅で送り状発行」サービスを利用すれば事前に送り状を作成できるため、コンビニで慌てることなくスムーズに荷物を発送できるでしょう。
郵便局
郵便局のデジタルで送り状を作成できるサービスには、郵便局アプリがあります。
送り状をスマートフォンで作成できるサービスとなっており、事前に「郵便局アプリ」へアクセスして、インストールをすませましょう。
インストール後の具体的な送り状作成手順は、以下のとおりです。
1.送り状の情報を入力する
2.2次元コードを作成する
3.コンビニで送り状を印字する
4.荷物に貼り、レジに持ち込む
送り状の印字にはローソンもしくはファミリーマートを利用できるため、店舗数が多く非常に便利です。
利用するコンビニに応じて以下の機器を使い、送り状を印字しましょう。
・ローソン:Loppiもしくはスマリボックス
・ファミリーマート:ファミロッカー
コンビニを活用すれば送り状は簡単に用意・発送できる!
本記事では送り状をもらえるコンビニについて紹介するとともに、どのような荷物に対応するのか、具体的な発送方法まで解説しました。
24時間営業しており、店舗数の多いコンビニを活用すれば、送り状を簡単に入手できるので発送までスピーディーです。
またスマートフォンやパソコンを活用すれば、場所を選ばずに送り状を用意できるので、コンビニで素早く発送手続きを終えられます。
ぜひ状況に応じて、使い分けてみてください。