瓶が割れないように発送する梱包方法!手順と梱包のコツを紹介!

「旅先で買ったお酒の瓶を送りたいんだけど、割れないように梱包するにはどうしたらいいのだろう?」
「瓶が割れないように梱包するには何に気をつければいいのかなあ。とりあえず緩衝剤を使ってくるんでおけば安心?」
お酒やジュースなどの瓶に入った品物を梱包したいとき、割れないよう包むにはどうすべきか悩んでしまう方は多いでしょう。
そこで本記事では瓶が割れないように発送したい方に向けて、梱包の手順について解説します。
瓶が割れないように梱包するときに押さえていただきたいコツについてもお伝えしますので、ぜひご覧ください。
目次
瓶が割れないように梱包するには緩衝材で衝撃を吸収しよう
瓶が割れないように梱包するには、第一に緩衝材をうまく使って衝撃を吸収することが大切です。
以下に瓶の梱包に使用される緩衝剤についてまとめましたので、参考にしてください。
緩衝材の種類 | 詳細 |
気泡緩衝材![]() 出典:コンポス「プチプチ袋 ワインサイズ(底マチ)」 |
「プチプチ」※とも呼ばれ、薄いビニールシートに空気が入った緩衝材で、衝撃から瓶を守ってくれる。 瓶専用のものがあるほか、1枚のシートをカットして瓶に合った大きさで梱包できる。 |
ミラーマット![]() 出典:コンポス「ライトロン」 |
発泡ポリエチレン製のシートで、プチプチよりも緩衝能力は劣るものの、かさばらないので瓶を持ち運ぶときに適している。 持ち運ぶときに瓶同士が当たって傷が付き、割れてしまうのを防止できる。 |
瓶専用のケース | 破損しないよう瓶専用に作られたケース。 プラスチック製のクリアケースや紙製などがあり、瓶をそのまま入れられる。 |
※「プチプチ」は川上産業株式会社が商標登録している気泡緩衝材です。
瓶を梱包後に発送するのであればプチプチや専用ケースといった梱包材が適しており、発送中に車の揺れや瓶同士のぶつかりがあっても割れる可能性を抑えられます。
一方ミラーマットやクリアバックは緩衝能力が低めであることから、数本の瓶を持ち運ぶような衝撃がかかりにくいシーンで使用するといいでしょう。
瓶が割れないよう梱包するには、シーンに適した緩衝剤を選んで衝撃から守る必要があります。
瓶が割れないように梱包する手順
ここからは瓶が割れないように梱包する手順を解説します。
今回は段ボールで発送することを想定し、以下の手順で梱包を進めていきます。
1.必要な道具を準備する
2.緩衝材で包む
3.段ボールに入れる
4.発送する
順番に見ていきましょう。
必要な道具を準備する
まずは以下の必要な道具を、事前に準備していきます。
・気泡緩衝材
・隙間埋め用の緩衝材(発泡緩衝材やエアー緩衝材など)
・取扱注意のシール
・段ボール
梱包に必要な道具はホームセンターやECサイトで購入できます。
発泡緩衝材やエアー緩衝材など、隙間埋め用の緩衝材は直接瓶に付けて使用するのではなく、段ボールの隙間を埋めるために使用します。
【発泡緩衝材】
【エアー緩衝材】
また取扱注意のシールは配送時にドライバーへ丁寧に取り扱ってもらうために貼付するもので、配送業者へ依頼するともらえます。
事前に必要な道具を準備して、慌てずに梱包作業へ取りかかれるようにしましょう。
緩衝材で包む
梱包作業を始めるにあたって、瓶を緩衝材で包んでいきます。
気泡緩衝材は1枚のシートになっているものを使用してもいいですし、ポケットのように瓶を入れられるタイプでもかまいません。
配送中の衝撃による破損を防ぐため、瓶を気泡緩衝材で隙間なく包んだのちセロテープで留めてください。
また瓶が割れたときに備え、ビニール袋に入れたうえで気泡緩衝材で包むとより安心です。
段ボールに入れる
緩衝材で包んだ瓶を、段ボールへ入れていきます。段ボールの底に気泡緩衝材を敷き、瓶を入れましょう。
隙間ができると破損の原因となってしまうので、段ボールに瓶を入れたらさらに隙間埋め用の緩衝材を入れ、瓶が動かないようにしてください。
瓶が複数本ある場合はぶつかって割れないよう、1本ずつ気泡緩衝材で包んだものをさらに気泡緩衝材を使って1つにまとめておくといいでしょう。
また瓶専用の段ボールを使えば、瓶の梱包を簡易的にでき、緩衝材にかかるコストも抑えられます。
仕切りによって1本ずつ動かないよう固定できるので、瓶専用の段ボールを使えば隙間埋め用の緩衝材が不要となり、複数本の瓶を気泡緩衝材でまとめる必要もありません。
受け取り側にとっても開封時のゴミが出にくくなるので、用意できるなら仕切りの付いた段ボールを選びましょう。
発送する
最後は運送会社に、梱包した瓶の発送依頼をします。取扱注意のシールを段ボールの目立つところに貼ったら、割れ物であることを運送会社へ伝えて託しましょう。
受け取り側にとっても取扱注意のシールが貼ってあると割れ物が届いたことがすぐにわかり、受取時の破損も防ぐことができます。
瓶が割れないように梱包するときのコツ
最後に、瓶が割れないよう梱包するときのコツについて解説します。
・段ボールの選び方に注意する
・瓶をまとめて包まない
・段ボールのテープは「H」貼りにする
順番に見ていきましょう。
段ボールの選び方に注意する
瓶が割れないよう梱包するには、段ボールの選び方として以下2点に注意が必要です。
・強度の強い段ボールを選ぶ
・大きすぎない段ボールを選ぶ
段ボールを用意するときにスーパーやドラッグストアで調達する方もいるかもしれませんが、強度の強いものを選んでください。
厚みや材質は段ボールによって異なり、ティッシュやお菓子といった軽いものが入っていた段ボールは強度が弱い傾向にあります。
また一度使用していると強度が落ちやすいので、できるだけ新品を用意することをおすすめします。
そして梱包する瓶の量に対して段ボールが大きすぎても、配送時に中で動いて割れやすくなるので避けたほうがいいでしょう。
瓶を割れないように梱包しても段ボールの選び方によっては破損につながることがあるので、選び方に注意してください。
瓶をまとめて包まない
複数本の瓶をまとめて包むのは避けてください。
瓶をまとめて包むと発送時にぶつかり合い、傷が付いて衝撃により割れやすくなります。
必ず1本ずつ気泡緩衝材で包むことを徹底し、瓶の首まで密着させるように丁寧に梱包してください。
段ボールのテープは布テープで「H」貼りにする
段ボールを閉じるときのガムテープは布テープを使用し、以下のような「H」貼りにすると強度が増すので、安全に発送できます。
横に1枚だけガムテープを貼ると瓶の重さに耐えられず、配送中に段ボールが開いてしまう可能性があるので、梱包時には縦にも貼ってください。
またクラフトタイプより布タイプのガムテープのほうが粘着力が強く丈夫に作られており、段ボールの破損リスクを抑えられるため、テープの選び方もポイントとなります。
布タイプのガムテープで段ボールの上下ともに「H」貼りにすると強度を保てるので、届け先に破損の心配なく発送できます。
瓶が割れないための梱包材はコンポスが豊富!
本記事では、瓶が割れないための梱包方法について手順やコツを解説しました。瓶が割れないように梱包するには、緩衝剤を使って衝撃を吸収させることが大切です。
気泡緩衝材を丁寧に巻いていき、さらに段ボール内にも隙間埋め用の緩衝剤を使用して、配送中に動かないよう梱包しましょう。
コンポスでは、瓶が割れないよう梱包するときに使える気泡緩衝材や段ボールなどの梱包資材を幅広く取り扱っています。
瓶を発送するときの梱包資材をお探しでしたらぜひ、ご活用ください。