ゆうパックの伝票はどう手配する？全3種の作成方法と最適な選び方を解説

「ゆうパックの伝票ってどうやって用意するの？郵便局でもらってくるのが早いのかな」

「1番楽にゆうパックの伝票を用意するにはどんな方法がある？手間なく作成したいなあ」

 

ゆうパックを送るには伝票の用意が必要ですが、このように作成方法がわからずお悩みの方もいるでしょう。

そこで本記事では、ゆうパックの伝票について手書きとWeb、アプリを使った3つの作成方法を解説します。

利用シーンに合った最適な選び方まで解説しますので、ぜひご覧ください。

 

ゆうパックの伝票の作成方法は3つ

ゆうパックの伝票の作成方法は、以下3つがあります。

ゆうパックの伝票の 作成方法	概要
手書き	紙の伝票に記載する方法。
ゆうパックプリント	パソコンとカラープリンターを利用して、Webサイトから伝票を作成・印刷する方法。
郵便局アプリ	スマートフォンアプリへ伝票情報を入力し、QRコードを作成して郵便局やコンビニで印刷する方法。

それぞれ適したシーンや利用方法が異なるため、自分の状況に合った方法を選ぶことが大切です。次の章からは、各方法の特徴や作成手順を詳しく解説します。

ゆうパックの伝票の作成方法1｜手書き

年齢を問わずゆうパックの伝票作成ができる方法として手書きがあり、用途に応じて4種類用意されています。

サービスの種類	概要	伝票の色	取扱い場所
元払い	送り主が料金を負担して発送する	青	郵便局・コンビニ
着払い	受取人が料金を負担して発送する	ピンク
セキュリティゆうパック	オプションとしてトラブル発生時は郵便局から賠償してもらえる	緑	郵便局・集荷のみ
代金引換ゆうパック	配達時に、配達員が受取主から代金を受け取り、送り主の銀行口座へ振り込む	薄い桃色

 

伝票は郵便局やコンビニで取扱いがあるほか、集荷時に配達員からもらうこともでき、発送前に次の項目を記入しておきましょう。

記載項目	記載内容
「お届け先」の情報	相手の郵便番号や住所、氏名、電話番号を記載
「ご依頼主」の情報	送り主の郵便番号、住所、氏名、電話番号を記載
配達希望日	配達日の希望があれば配達予定日から数えて10日間以内で記載
配達希望時間帯	受け取りたい時間帯の希望があれば記載
品名（内容品）	発送する荷物の品名を記載
取扱い指定	配達時に特別な注意を要する荷物であればチェック
個目／個口	同じ送り先に複数のゆうパックを送るときは記載

 

記入を終えたら伝票を荷物に貼り付け、各ゆうパックのサービスを取り扱っている場所で発送手続きをおこなってください。

注意点として、税関検査の対象となる可能性がある荷物を国際便で送る場合、通関電子データの送信が万国郵便条約において義務化されていることから、手書き伝票を利用できません。

 

税関判断により名宛国で遅延や返送となる恐れがあるため、税関検査の対象となる荷物であるか不明な場合も含めて、該当するときは日本郵便の国際郵便マイページサービスから印刷しましょう。

ゆうパックの伝票の作成方法2｜ゆうパックプリント

パソコンとカラープリンターがある場合、送り状発行サービスのゆうパックプリントを伝票作成に利用できます。

ゆうパックプリントには特徴が異なる3種類のサービスがあるため、利用対象を踏まえたうえで選ぶといいでしょう。

ゆうパックプリントの 種類	利用形態	主な利用対象	費用	利用方法
Webゆうパックプリント	クラウド	少量発送	無料	ゆうIDへ登録
ゆうパックプリントR	インストール	大量発送	無料	郵便局にて申し込み後、インストール
ゆうパックプリントSky	クラウド	通販事業者	システム利用料：月額6,600円 （税込） 従量料金： 1出荷あたり5.5円 （税込）	公式サイトより問い合わせ

伝票作成する機会が少ないのであればWebゆうパックプリントが適しており、ゆうIDへ登録後すぐに利用できます。

ログイン後は伝票内容の入力をして、A4判普通紙に印刷するだけとなり、郵便局から発送しましょう。

ゆうパックプリントRは顧客リストや商品データのような情報の取り込みができるので、多くの人へ大量に発送する人に適しているサービスです。

 

郵便局から申し込みをするとID・パスワードがメールで送られてくるので、指定のページからインストールすると利用できます。

そして有料になりますが、通販事業者の方ならゆうパックプリントSkyを利用すると、伝票作成だけでなく出荷管理や納品書の発行までできるので業務効率化が図れます。

 

申し込み後は郵便局から折り返し連絡がくるため、指示に従って登録しましょう。

ゆうパックプリントを利用するときは利用対象や費用などが異なるので、3種類のサービスから自身の状況に合ったサービスを選択してください。

ゆうパックの伝票の作成方法3｜郵便局アプリ

郵便局アプリなら自宅にプリンターがなくても、郵便局のゆうプリタッチを利用して伝票を作成できます。

郵便局アプリから伝票作成する方法

1.あらかじめ郵便局アプリをダウンロードしておく 2.送り先を入力する 3.アプリから2次元コードを表示させる 4.郵便局やコンビニに設置されている「ゆうプリタッチ」へかざす 5.印刷されたラベルを貼って発送する

外出先でもスマートフォンさえあれば手軽に発送できるだけでなく、ゆうパックスマホ割サービスが適用されることから、ゆうパック1個につき180円割引してもらえる点も郵便局アプリの大きな魅力です。

 

注意点として、ゆうプリタッチの設置されていない郵便局では窓口にて対応してもらえますが、コンビニの場合は発送できません。

利用したいコンビニでゆうプリタッチが設置されていなければ、郵便局を利用するか、手書き伝票を作成して発送しましょう。

ゆうパックの伝票作成はシーンに合った方法を選択しよう

ゆうパックの伝票作成は、シーンに合った方法を選択すると便利で効率的です。

以下に伝票作成の方法ごとに適した利用シーンをまとめましたので、参考にしてください。

伝票の作成方法	適した利用シーン
手書き	・めったにゆうパックを送らない ・少量のゆうパックを急いで発送したい ・パソコンやスマートフォン操作が苦手である ・ネット環境がない ・複雑な操作を避けたい
Webゆうパックプリント	・インターネット操作が苦にならない ・ゆうパックを送る頻度が少ない ・よく送る相手の住所を登録しておきたい
ゆうパックプリントR	・Webゆうパックプリントより多彩な機能を使いたい ・頻繁にゆうパックを発送する ・送り状を効率よく大量作成したい
ゆうパックプリントSky	・ECサイト事業者で大量にゆうパックを発送する ・複数人で共有して使いたい ・本格的な配送管理を必要とする
郵便局アプリ	・自宅にパソコンやプリンターがない ・スマートフォンだけで完結させたい ・すきま時間に伝票を作成したい ・ベッドやソファで手軽に送り状を作成したい ・お得に発送したい

 

ネット環境がない方や操作が苦手な方でなければ、ゆうパックプリントや郵便局アプリを利用すると伝票情報の記録までできるので便利です。

 

とはいえ伝票を1枚用意するだけなら手書きでさっと記入したほうが早い場合もあるので、シーンに応じてどのような方法で作成するか選択しましょう。

ゆうパックは伝票作成だけでなく梱包方法も大切！資材調達はコンポスへ

本記事ではゆうパックの伝票作成方法について、3種類の方法を解説しました。

ゆうパックの伝票は手書きやゆうパックプリント、郵便局アプリなど複数の方法で作成でき、適したシーンが異なるため、本記事を参考にご自身の状況に合った方法を選びましょう。

 

またゆうパックを利用する際は、伝票作成だけでなく適切な梱包も重要です。

破損を防ぐための気泡緩衝材や水濡れ防止用のビニールなどを利用して、お届け先に品物を確実に届けられるようにしましょう。

梱包資材をご用意される際は、弊社コンポスで幅広く取りそろえておりますので、お役立てください。